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コインチェック(Coincheck)って何?初心者に分かりやすくメリット・デメリットを解説!

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コインチェック(Coincheck)は、豊富な取扱通貨と使いやすいアプリで多くのユーザーから支持されている暗号資産(仮想通貨)取引所です。スマートフォンアプリのダウンロード数は700万件を突破し、国内暗号資産取引アプリ部門で6年連続首位を維持しています。

2024年12月には親会社がナスダック上場を果たし、より一層の成長が期待されています。初心者でも扱いやすい取引環境と、31種類もの豊富な取扱通貨を提供し、さらにNFTマーケットプレイスや自動積立など、多彩なサービスも展開しています。

本記事では、コインチェックの特徴やメリット・デメリット、口座開設方法などについて、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。これから暗号資産投資を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

コインチェック(Coincheck)とは?

出典:Coincheck(コインチェック)公式サイト

コインチェック(Coincheck)は、マネックスグループに属するコインチェック株式会社が運営する暗号資産(仮想通貨)取引所です。2014年8月のサービス開始以来、ユーザー数と取引高を順調に伸ばし、2024年12月には親会社のCoincheck Group N.V.がナスダックに上場を果たしました。

項目内容
運営会社コインチェック株式会社
サービス開始2014年8月
取扱通貨数31種類(2025年1月時点)
ユーザー数256万人超(2021年3月末時点)

取扱通貨数は国内最大級の31種類を誇り、ユーザー数は2021年3月末時点で256万人を超えています。また、取引アプリのダウンロード数では国内取引所でNo.1を獲得するなど、多くのユーザーから支持されています。

2018年4月にマネックスグループの傘下に入り、セキュリティ体制を大幅に強化。東証プライム上場の大手企業が親会社となったことで、資金面やセキュリティ面での信頼性も高まっています。暗号資産の取引に加え、NFTマーケットプレイスやIEO(新規暗号資産の先行販売)など、新しい分野への展開も積極的に行っています。

【結論】コインチェック(Coincheck)の4つの特徴

コインチェックの特徴を理解することで、自分に合った取引所かどうかの判断材料になります。ここでは主な4つの特徴を解説していきます。

初心者から上級者まで幅広いニーズに対応した取引環境を提供していることが、コインチェックの最大の特徴です。特に初心者向けの使いやすさには定評があり、直感的な操作で暗号資産(仮想通貨)取引を始めることができます。

また、取扱通貨数が31種類と国内最大級であることも特徴的です。メジャーな暗号資産はもちろん、将来性のある新興暗号資産まで幅広く取り扱っているため、分散投資を考えているユーザーに適しています。

さらに、スマートフォンアプリの使いやすさは国内トップクラスで、ウィジェット機能やプッシュ通知機能など、便利な機能が充実しています。加えて、暗号資産の取引だけでなく、NFTマーケットプレイスや自動積立など、多彩なサービスを展開している点も特徴です。

初心者に最適な取引環境

コインチェックは「日本で一番簡単にビットコイン(BTC)を買える取引所」をモットーに、初心者でも安心して利用できる取引環境を整備しています。チャート画面や取引画面は見やすく設計されており、暗号資産(仮想通貨)取引に不慣れな方でも直感的に操作することができます。

特筆すべき点として、現物取引(取引所)の手数料が無料という点があります。コインチェックは「販売所」と「取引所」の2つの取引形態を提供していますが、取引所での取引手数料が無料なため、コストを抑えた取引が可能です。これは他の取引所と比較しても大きな特徴と言えます。

また、500円という少額から取引を開始できる点も、初心者に優しい特徴です。1BTCの価格が高額であっても、少額から投資を始められるため、リスクを抑えながら暗号資産取引の経験を積むことができます。加えて、取引方法や暗号資産に関する情報も充実しており、初心者の学習をサポートする体制が整っています。

豊富な取扱通貨数

コインチェックは2025年1月時点で31種類の暗号資産を取り扱っており、これは国内の取引所では最大級の規模です。主要な暗号資産である以下のような通貨を取り扱っています。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ポルカドット(DOT)
  • ライトコイン(LTC)

中でも特徴的なのは、国内ではコインチェックでしか取引できない通貨を取り扱っている点です。例えば、サンド(SAND)やパレットトークン(PLT)などは、コインチェック独自の取扱通貨となっています。

また、ステーブルコインのDAI(ダイ)にも対応している点も注目です。ステーブルコインは価格が法定通貨に連動するため、相場の変動が激しい時期の一時的な避難先として利用できます。これにより、より柔軟な投資戦略を立てることが可能になります。

直感的で使いやすいスマホアプリ

コインチェックのスマホアプリは国内の暗号資産取引アプリの中でダウンロード数No.1を誇ります。シンプルで見やすい画面設計により、スマートフォンの小さな画面でも快適に取引することができます。

アプリの特徴的な機能として、ウィジェット機能とプッシュ通知機能が挙げられます。ウィジェットを利用すれば、アプリを起動せずにホーム画面で価格をチェックできます。また、プッシュ通知では以下のような情報を受け取ることができます

  • 設定した価格に到達した時の通知
  • 毎朝7時の価格動向レポート
  • 新サービスや機能のお知らせ

さらに、チャート分析機能も充実しています。移動平均線やRSI、MACDなど、様々なテクニカル指標を表示できるため、技術分析を行いたい投資家のニーズにも応えています。総資産の確認から入出金操作まで、スマートフォン1台で完結する使いやすさが特徴です。

充実した付帯サービス

コインチェックは暗号資産取引以外にも多彩なサービスを展開しており、様々な方法で資産を増やすことができます。主なサービスには以下のようなものがあります。

サービス名特徴
Coincheck NFTデジタルアートの売買が可能なマーケットプレイス
貸暗号資産保有する暗号資産を貸し出して金利収入を得られる
Coincheckアンケートアンケートに回答して暗号資産を獲得できる

「Coincheckつみたて」は、毎月または毎日一定額を自動的に積み立てられるサービスです。月額1万円から100万円の範囲で設定でき、ドルコスト平均法による投資が可能です。長期投資を考えている方に特におすすめです。

また、「Coincheckでんき・ガス」は、公共料金の支払いで暗号資産がもらえる、または暗号資産で支払いができるユニークなサービスです。電気料金の1〜7%がビットコインとして還元されるため、日常生活の中で自然に暗号資産を貯めることができます。

コインチェック(Coincheck)の7つのメリット

コインチェックには初心者から上級者まで、多くのユーザーを魅了する魅力的なメリットがあります。ここでは特に重要な7つのメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。

これらのメリットを理解することで、暗号資産(仮想通貨)取引を始めるにあたって、コインチェックが自分に適しているかどうかの判断材料になります。また、すでにコインチェックを利用している方にとっても、サービスをより効果的に活用するためのヒントとなるでしょう。

31種類の豊富な暗号資産(仮想通貨)取扱い

コインチェックの最大の強みは、取扱通貨数の多さです。2025年1月時点で31種類の暗号資産を取り扱っており、これは国内の取引所では最大級の規模となっています。

取り扱いのある主要な暗号資産としては、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)はもちろん、ステーブルコインのDAI(ダイ)やNFTゲームで使用されるサンド(SAND)など、特徴的な通貨も含まれています。これにより、投資家は様々な投資戦略を立てることができます。

また、新規の通貨にも積極的に対応しており、将来性のある通貨をいち早く取引できる点も特徴です。例えば、ブリリアンクリプトトークン(BRIL)やブラッドクリスタル(BC)など、話題の新興通貨も取り扱っています。

取引所の取扱銘柄も充実

コインチェックでは、取引所での取引が可能な銘柄が19種類あります。これは他の取引所と比較しても充実した品揃えと言えます。特に注目すべき点は、取引所での取引手数料が無料という点です。

取引所で取り扱っている通貨には以下のようなものがあります

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • モナコイン(MONA)

取引所形式での取引は、販売所と比べてより有利なレートでの取引が可能です。特に大口取引を行う場合は、取引所を利用することでコストを大幅に抑えることができます。

直感的で使いやすいスマホアプリ

スマホアプリのダウンロード数は700万件を突破し、国内暗号資産取引アプリ部門で6年連続首位を維持しています。この数字が示すように、コインチェックのアプリは多くのユーザーから高い評価を得ています。

アプリの特徴として、シンプルで分かりやすい画面設計が挙げられます。チャートや資産状況の確認、取引の実行など、必要な機能へのアクセスが容易で、初心者でも迷うことなく操作できます。

また、ウィジェット機能とプッシュ通知機能を組み合わせることで、効率的な価格監視が可能です。設定した価格に達した際の通知や、毎朝の相場情報など、投資に役立つ情報をタイムリーに受け取ることができます。

少額から始められる投資環境

コインチェックでは、最低500円から暗号資産取引を開始できる点が大きな特徴です。これにより、初心者でも気軽に投資を始めることができます。

また、積立投資の最低金額も月額1万円からと、手の届きやすい金額設定となっています。少額から始められることで、以下のようなメリットがあります

  • リスクを抑えながら投資経験を積める
  • 徐々に投資額を増やしていける
  • 複数の通貨に分散投資がしやすい

ビットコインなどの高額な暗号資産でも、少額から購入できるため、価格に関係なく投資を始めることができます。これは、投資初心者や学生など、投資資金が限られている方にとって大きなメリットとなっています。

充実の付帯サービス展開

コインチェックは通常の暗号資産取引に加えて、様々な付帯サービスを提供しています。これにより、取引による売買差益だけでなく、複数の方法で収益を得ることが可能です。主要なサービスについて詳しく見ていきましょう。

Coincheckつみたて

「Coincheckつみたて」は、暗号資産の自動積立サービスです。月々1万円から100万円の範囲で積立額を設定でき、毎月または毎日の積立が可能です。以下の特徴があります。

項目内容
対象通貨BTC, ETH, XRP など17種類
積立手数料無料
積立方法口座振替による自動積立

定額投資によるドルコスト平均法を活用できるため、価格変動リスクを抑えながら長期的な資産形成が可能です。

Coincheck NFT

NFT(非代替性トークン)の取引プラットフォームとして、デジタルアートやゲームアイテムなどの売買が可能です。特徴として、以下の点が挙げられます

  • 日本円での取引に対応
  • 有名アーティストやIPとのコラボレーション
  • 専門知識がなくても簡単に取引可能

国内最大規模のNFTマーケットプレイスとして、NFT市場の発展を牽引しています。

Coincheckでんき・ガス

電気・ガス料金の支払いで暗号資産がもらえる、または暗号資産で支払いができるサービスです。電気料金の1〜7%がビットコインで還元されるプランがあり、日常生活の中で自然に暗号資産を貯めることができます。

また、既存の電力会社よりも安い料金設定となっているため、光熱費の節約にもつながります。北陸、四国、沖縄、離島を除く日本全国で利用可能です。

貸暗号資産サービス

保有する暗号資産を貸し出すことで、最大年率5%の利息収入を得られるサービスです。貸出期間は14日間から360日間まで選択可能で、以下のような特徴があります

  • 10種類の暗号資産に対応
  • 期間に応じた金利設定
  • 貸出中も価格変動の利益を享受可能

長期保有者向けの新しい運用手法として注目を集めています。

質の高いカスタマーサポート

コインチェックは初心者にも安心な充実したサポート体制を整えています。問い合わせ方法は以下のように複数用意されており、ユーザーの状況に応じて最適な方法を選択できます。

サポート方法特徴
チャットサポート24時間365日対応
電話サポート平日10:00-17:00
メールサポート詳細な質問に対応

特に注目すべき点は、サポートスタッフの専門知識の豊富さです。暗号資産取引に関する技術的な質問から、サービスの利用方法まで、幅広い問い合わせに対して的確な回答を提供しています。

また、ヘルプセンターやFAQも充実しており、基本的な疑問点は自己解決できる環境が整っています。初心者向けの暗号資産の基礎知識から、取引に関する具体的な操作方法まで、分かりやすく解説されています。

国内No.1の取引実績

2022年7月および8月の取引所取引におけるビットコイン現物取引高が2ヶ月連続で国内No.1を記録しています。この実績は、コインチェックが多くのユーザーから信頼を得ている証と言えます。

取引高が多いことのメリットとして、以下のような点が挙げられます

  • 取引の約定がスムーズ
  • 価格の安定性が高い
  • 大口取引も行いやすい

また、大口取引向けのOTC取引サービスも提供しており、大量の暗号資産を取引する際も有利なレートで取引することが可能です。取引高の多さは、機関投資家からの信頼も厚いことを示しています。

さらに、取引所としての流動性の高さも特徴です。これにより、ユーザーは希望する価格帯で取引を行いやすく、スプレッド(売値と買値の差)も比較的小さく抑えられています。大手取引所としての安定性と信頼性を兼ね備えた取引環境を提供しています。

コインチェック(Coincheck)の2つのデメリット

コインチェックには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。ここでは主な2つのデメリットについて解説します。これらのデメリットを理解することで、より適切な取引所選びの判断材料となるでしょう。

レバレッジ取引非対応

コインチェックの大きな特徴として、2020年3月13日以降、レバレッジ取引のサービスを提供していない点が挙げられます。以前は最大5倍までのレバレッジ取引が可能でしたが、現在は現物取引のみの対応となっています。

レバレッジ取引ができないことによる影響として、以下のような点が挙げられます

  • 少額の証拠金での大きな取引ができない
  • 短期売買での利益機会が限定的
  • 空売りができない

特にハイリスク・ハイリターンな取引を望むトレーダーにとっては、大きなデメリットとなっています。レバレッジ取引を活用したい場合は、GMOコインやDMMビットコインなど、他の取引所の利用を検討する必要があります。

送金時の手数料発生

暗号資産を外部のウォレットやアドレスに送金する際に手数料が発生します。この手数料は通貨ごとに異なり、例えばビットコイン(BTC)の場合、送金額に応じて以下のような手数料体系となっています。

送金額手数料(BTC)
0.0005 BTC未満0.0005 BTC
0.0005~0.001 BTC未満0.001 BTC
0.001~0.002 BTC未満0.002 BTC

特に少額での送金時に手数料の割合が大きくなる点には注意が必要です。例えば0.0005BTCの送金時でも0.0005BTCの手数料が発生するため、実質的に送金額の100%が手数料として必要となります。

また、競合他社の中には送金手数料を取引所側が負担するところもあるため、頻繁に送金を行う必要がある場合は、この点も考慮して取引所を選択する必要があります。特に決済用途での利用を考えている場合は、送金手数料の存在は大きなデメリットとなる可能性があります。

コインチェック(Coincheck)の口座開設手順

コインチェックの口座開設は、Webブラウザまたはスマホアプリから申し込むことができます。手数料は無料で、最短即日での口座開設が可能です。ここでは各ステップごとに具体的な手順を解説していきます。

STEP1:メールアドレス登録

コインチェックの公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリックすることから始まります。メールアドレスとパスワードの入力画面が表示されるので、以下の点に注意して登録を行います。

  • パスワードは8文字以上の英数字
  • 大文字・小文字・数字を含める
  • 記号は「-」「_」のみ使用可能

登録したメールアドレス宛に確認メールが送信されるので、メール内のURLをクリックして認証を完了させます。これにより、コインチェックへのログインが可能になります。

STEP2:電話番号認証

メールアドレス登録後、アカウントにログインして本人確認の手続きに進みます。まずは携帯電話番号の認証を行います。入力した電話番号宛にSMSで6桁の認証コードが送信されます。

認証コードの入力には以下の注意点があります

  • 認証コードの有効期限は10分
  • 入力を3回間違えると新しいコードが必要
  • 固定電話は利用不可

この電話番号認証はセキュリティ対策として重要な手続きとなります。また、後の本人確認手続きでも必要となるため、確実に利用可能な電話番号を登録することが重要です。

STEP3:本人確認書類提出

電話番号認証の完了後、本人確認書類の提出を行います。提出可能な本人確認書類は以下のようなものがあります。

書類の種類必要な面
運転免許証表面と裏面
パスポート顔写真ページと住所記載ページ
マイナンバーカード表面のみ(裏面は不要)

提出する書類は有効期限内のもので、鮮明に撮影されている必要があります。また、提出時には書類に記載された情報と登録情報が一致している必要があります。

STEP4:本人確認完了までの流れ

本人確認書類を提出後、コインチェック側で内容の確認と審査が行われます。通常、審査には1〜3営業日程度かかります。審査完了後は登録したメールアドレスに通知が届きます。

審査完了後の流れは以下の通りです

  • 本人確認完了のメールを受信
  • 取引に必要な入金を実行
  • 暗号資産(仮想通貨)の取引開始

なお、書類に不備があった場合は再提出が必要となります。スムーズな口座開設のために、提出前に書類の状態や撮影画像の鮮明さを確認することをおすすめします。

コインチェック(Coincheck)の手数料

コインチェックの手数料体系は取引形態によって異なります。ここでは各種手数料について詳しく解説し、効率的な取引のためのポイントをお伝えします。特に取引所での取引手数料が無料である点は、大きな特徴と言えます。

取引手数料

コインチェックの取引手数料は、取引形態によって異なる料金体系となっています。具体的には以下のようになります。

取引形態取引手数料スプレッド
取引所取引無料市場価格による
販売所取引無料0.1〜5.0%

取引所取引では板取引による売買が可能で、市場価格での取引ができるというメリットがあります。一方、販売所取引では即時取引が可能ですが、スプレッドが発生します。

取引所取引と販売所取引の使い分けのポイントは以下の通りです

  • 大口取引→取引所取引を利用
  • 即時取引→販売所取引を利用
  • 価格重視→取引所取引を利用

入出金手数料

日本円の入出金には、方法によって異なる手数料が設定されています。手数料の詳細は以下の通りです。

入出金方法手数料
銀行振込入金無料(振込手数料は利用者負担)
コンビニ入金(3万円未満)770円
コンビニ入金(3万円以上30万円以下)1,018円
クイック入金(3万円未満)770円
クイック入金(3万円以上50万円未満)1,018円
日本円出金407円

また、クイック入金は50万円以上の場合、入金金額×0.11% + 495円の手数料が発生します。コストを抑えるためには、銀行振込での入金がおすすめです。

暗号資産(仮想通貨)の送金手数料

暗号資産の送金手数料は、通貨ごとに固定金額が設定されています。主要な暗号資産の送金手数料は以下の通りです。

通貨名送金手数料
ビットコイン(BTC)0.0005 BTC
イーサリアム(ETH)0.005 ETH
リップル(XRP)0.02 XRP
ライトコイン(LTC)0.001 LTC

特徴として、送金手数料が固定金額であるため、送金額が大きいほど手数料の割合は相対的に小さくなります。ただし、少額送金の場合は手数料の割合が大きくなるため注意が必要です。

よくある質問

コインチェックに関してよく寄せられる質問について、具体的に解説していきます。初めて暗号資産(仮想通貨)取引を始める方や、コインチェックの利用を検討している方の疑問解消にお役立てください。

口座開設の条件は?

コインチェックの口座開設には、以下の条件を満たす必要があります

条件項目内容
年齢20歳以上
居住地日本国内
本人確認書類有効な身分証明書の提出が必要

また、スムーズな口座開設のために以下の準備が推奨されます

  • 携帯電話番号(SMS受信可能)
  • 本人名義の銀行口座
  • 安定したインターネット環境

対応している取引方法は?

コインチェックでは、現物取引において「取引所取引」と「販売所取引」の2つの方法が利用できます。それぞれの特徴は以下の通りです。

取引方法特徴
取引所取引・ユーザー同士の売買
・手数料無料
・取引可能な通貨は限定的
販売所取引・コインチェックとの直接取引
・即時取引が可能
・全取扱通貨に対応

なお、2020年3月以降はレバレッジ取引のサービスは終了しており、現物取引のみの対応となっています。

セキュリティ対策は?

マネックスグループ傘下となって以降、セキュリティ体制を大幅に強化しています。主な対策は以下の通りです

  • 2段階認証の必須化
  • コールドウォレットでの資産管理
  • マルチシグネチャの採用

また、不正アクセス防止のための追加のセキュリティ機能として、以下のような対策も実装されています

  • ログイン時のIPアドレス制限
  • 不正取引監視システム
  • 定期的なセキュリティ監査

まとめ

コインチェックは、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応した国内最大級の暗号資産取引所です。主な特徴をまとめると以下の通りです。

コインチェックの主な特徴
取引所としての強み31種類の豊富な取扱通貨
使いやすいスマホアプリ
充実した付帯サービス
初心者に選ばれる理由500円からの少額投資が可能
取引所取引の手数料が無料
質の高いカスタマーサポート

一方で、レバレッジ取引非対応や送金手数料の発生など、いくつかの制限もあります。ただし、暗号資産投資を始めたい初心者や、安定した取引環境を求めるユーザーにとっては、非常に使いやすい取引所と言えるでしょう。

特に、スマホアプリの使いやすさや豊富な取扱通貨、充実した付帯サービスは、他の取引所と比較しても高い競争力を持っています。これから暗号資産投資を始める方は、第一候補として検討する価値のある取引所です。

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この記事を書いた人

Mzlのアバター Mzl 管理人

東京在住の投資家・起業家。2011年よりデジタル資産投資を開始し、ビットコインが3万円台だった黎明期から暗号資産市場に携わる。伝統的な金融市場とデジタル資産市場の双方でトレード経験を持ち、特にボラティリティの高い市場におけるリスク管理戦略が得意です。最近の趣味はVRです。

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